キックボクシングや空手といった格闘技界からボクシングへの転向は昨今、珍しくなくなった。元K-1王者の武居由樹は大橋ジムからプロデビュー以来、3戦全てを初回TKO勝ち。また那須川天心のボクシング転向も時間の問題と聞く。
空手やキックほど転向例は多くないが、昨年11月ニューヨークのIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦で勝ち、新王座についた尾川堅一は元明治大拳法部の主将だ。
そして日本拳法出身でこれに続こうとするのが、関西のホープ、前田稔輝(じんき=25歳)である。大阪商業大卒業までに全国大会で10冠を成し遂げ、ボクシング転向後も順調に王座に近づいている。
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photograph by SANKEI SHIMBUN