語り継がれる名勝負をその演者のひとり、審判が振り返る。彼しか知らない新たな景色が見えてくる。
2003年 第81回全国高校サッカー選手権大会 決勝
市立船橋 1対0 国見
1月13日/国立競技場
3連覇を目指す国見と4度目の優勝を狙う市立船橋の決勝、観衆は11年ぶりに5万人を超えた。出場選手の大半が後のJリーガーという豪華対決は、拮抗した展開のまま迎えた60分、FKのこぼれから市船の小川がスーパーミドルを叩き込んで先制。国見の猛攻をしのぎ日本一に輝いた。
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この試合を振り返るにあたり当時の映像を見て驚きました。のちにプロ入りする選手がたくさん出場していたんだな、と。
超高校級ストライカーだった平山相太選手が筑波大に進学し、市船の大久保裕樹選手がサンフレッチェ広島に、増嶋竜也選手がFC東京に、カレン・ロバート選手がジュビロ磐田に加入したのは知っています。
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