語り継がれる名勝負をその演者のひとり、審判が振り返る。彼しか知らない新たな景色が見えてくる。
2014年 第66回春の高校バレー 男子準決勝
星城 3対0 東福岡
1月11日/東京体育館
前年に春高、総体、国体を獲った星城が、東福岡と激突した準決勝。星城は石川を筆頭に神谷、武智洸史らの攻撃で2セット連取。だが第3セットに入ると金子や谷口渉らが東福岡にペースをもたらす。白熱のラリー戦は34-32で決着。勝った星城はこの後、2年連続の3冠を達成した。
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2013年度の全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)は、星城の6冠がかかった注目の大会でした。星城は順調に勝ち上がり、東福岡との準決勝は事実上の決勝戦になるのではと見られていました。注目度の高い試合なのでまさか自分が笛を吹くことになるとは思わず、「誰が審判をするんだろう」と他人事のように見ていましたね。
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