陸上競技の女子1万mで、6月になって2人のランナーが世界記録を出した。6月6日にオランダのシファン・ハッサンが29分06秒82を出して、世界記録を5年ぶりに破ったあと、2日後の6月8日、エチオピアのレテセンベト・ギデイが29分01秒03を出した。2016年のリオデジャネイロ五輪で、エチオピアのアルマズ・アヤナが出した記録、29分17秒45を2人が大幅に塗り替えたのだ。
6月22日の時点で、2人の記録は、世界陸上競技連盟による公認の最中で、正式にはまだ公認となっていないが、いずれにしても、ハッサン、ギデイの2人が、注目のランナーになったことは間違いなさそうだ。
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