十月末に新刊が出ます。競馬の、生態のよくわからない“馬主”を物語の軸とした『ザ・ロイヤルファミリー』という作品のために、ありとあらゆる競馬の現場に足を運び、関係者に話を聞かせていただいた。
並行して、山のように競馬関連の本を読み漁った。そうして感じたことの一つに、競馬と文章の親和性というものがある。完全に分類することはできないけれど、文章(とくに長文)が映えるスポーツとそうでないスポーツがある気がしてならない。それに当てはめるなら、競馬は間違いなく前者だ。読者がそう多くないという問題は差し置いて、文章との相性は抜群にいい。
特製トートバッグ付き!
「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
photograph by Sports Graphic Number