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東京五輪に向けた米女子代表の 強化計画とWNBAの価値向上。 ~女子バスケの待遇を上げるために~

米国女子代表の東京五輪に向けた強化策が発表された。会見に参加したバード(右から2人目)とタラシ(右端)。

 アメリカ女子バスケットボール代表の東京五輪に向けての強化計画は、クレヨンで書かれた草案から始まった。

「その時、それ以外に書くものを見つけられなかったから」と発案者の一人、スー・バード(シアトル・ストーム)は言う。1年半前、ダイアナ・タラシ(フェニックス・マーキュリー)とカフェで何気ない話をしていたときに思いついたのだという。

 オリンピック出場4回、30代終盤になってもなお代表にとってなくてはならないベテラン2選手の提案に、USAバスケットボール、WNBA、そしてスポンサーのナイキも賛同し、実現に向けて動き始めた。その結果、今秋から来年春にかけて5回の代表合宿と試合を行うという強化計画が出来上がった。

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photograph by Getty Images

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