老舗団体、全日本プロレスが得難い人材を失った。6月3日夜、都内で交通事故死した世界ジュニアヘビー級王者・青木篤志選手(享年41)のことだ。
青木選手は3日午後10時半ごろ、千代田区内の首都高速都心環状線外回りをバイクで走行中、右カーブになっていたトンネル出口手前の側壁に衝突。約1時間後、搬送先の病院で死亡が確認された。月1回のインターネット番組、ニコニコ生放送『青木篤志の毒演会』に出演するため、同区内のスタジオに向かう途中だったようだ。
シャープな動きで好きなタイプだった。筆者がひそかに応援していた選手の1人だ。彼は横浜市内にある合宿所兼道場の道場長として、若い選手を束ね指導する立場にあった。
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photograph by AFLO