選手として様々な経験を積んできた本田圭佑は、監督としてどのようなチームビルディングを行うのか。
カンボジア代表スタッフとなった元“直撃”ライターが、東南アジア選手権で指揮を執る監督・本田に迫った。
カンボジア代表スタッフとなった元“直撃”ライターが、東南アジア選手権で指揮を執る監督・本田に迫った。
11月12日、スズキカップ第2戦ミャンマー対カンボジアのキックオフ2時間前――。メルボルンから駆けつけた本田圭佑がミーティングルームに現れると、カンボジア代表選手たちから大きな拍手が湧き上がった。
「ビサル、髪切った? いいね」
監督・本田が握手しながらキャプテンをいじると、狭い部屋が笑いに包まれた。
今年8月、本田はカンボジア代表の実質的な監督に就任した。9月に親善試合で一度指揮を執ったが、公式戦はこのスズキカップ(東南アジアサッカー選手権)が初めて。メルボルンの試合があったため第1戦のマレーシア戦は来られなかったが、第2戦のミャンマー戦にぎりぎり間に合った。
特製トートバッグ付き!
「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
photograph by AFLO