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命を懸けて戦いました! 内村航平さんの愛と執念。 ~松岡修造が考える日本体操界の強さの秘密~

2018/12/01
東京2020は、内村にとって個人総合3連覇、団体2連覇を懸けて31歳で臨む4度目のオリンピックとなる。

 カタール・ドーハで開催された世界体操・男子団体戦で、日本は中国、ロシアにつぐ銅メダルに終わった。メダル獲得により、東京オリンピック出場が決まったが、体操日本が最も力を注いできた団体戦、世界大会で金銀を獲得できなかったのは12年ぶりのことだ。

 確かに今大会の中国、ロシアは強かった。特に1996年生まれ(22歳)の白井健三さんと同世代の若い選手たちの成長が著しい。つま先の伸び、空中姿勢、着地を含め、力強さだけでなく「美しい」体操を体現している。

 しかも、高い点数が出るのだ。今大会の採点の特徴をアテネオリンピックの体操団体金メダリスト、米田功さんはこう解説する。

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photograph by Yuki Suenaga

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