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【動画】「この学年が変わらないと…」キャプテン・米澤奈々香、大河原萌花が語る“苦しんだ1年”と笑顔の襷リレー「萌花が走れてることに感動」《徹底解剖:名城大学②》

2026/02/03

 全日本大学女子駅伝では8度、富士山女子駅伝では6度の優勝を果たしている女子駅伝界の名門・名城大学。それまで続いていた連覇の途切れた2024年を経て、リスタートを切った2025年。選手たちはチームの中で何を変え、どんな歩みを見せてきたのか。キャプテン・米澤奈々香、大河原萌花という4年生2人に話を聞いた。
 NumberPREMIERでは名城大学を徹底解剖。公開中の米田勝朗監督村岡美玖選手&近藤希美選手のインタビューに加え、明日にはルーキーの細見芽生選手&橋本和叶選手の動画インタビューも公開予定だ。

 約4年前の2022年4月、当時全日本大学女子駅伝で5連覇、富士山女子駅伝で4連覇と大学女子駅伝界で女王の座を不動のものにしていた名城大学に強力なルーキーたちが加わった。

 その筆頭が、中学、高校と世代トップを歩んできた米澤奈々香だ。全国高校駅伝で1区区間賞の活躍で仙台育英高(宮城)を5度目の優勝に導いたばかりか、高校の枠を超えて日本選手権にも出場し、高2の時には1500mで2位と躍動した。そして大河原萌花もまた中学時代から全国区の活躍を見せてきた一人。1500mでは高3時にU 20日本選手権を制し、インターハイでは5位入賞を果たしている。

 そんな彼女たちのルーキーイヤーも、名城大は2つの駅伝で優勝を飾り、連勝を伸ばした。全日本大学女子駅伝では、エントリーメンバー10人のうち1年生が6人を占めた。特に米澤は1年目から主力選手として活躍し、チームに必要不可欠なピースになっていた。

米澤(左)と大河原 photograph by NIKE
米澤(左)と大河原 photograph by NIKE

 しかし、2024年度、名城大は全日本大学女子駅伝で4位に終わり、前年まで続いた連覇が「7」で途切れた。さらに6連覇中だった富士山女子駅伝では過去最低順位の8位に沈んだ。

 その後のことだ。米田勝朗監督に米澤ら現4年生が集められ、ミーティングが行われた。

「この学年が変わらないとチームは変わらない」

 米田監督に言われた、そんな言葉が今季の名城大の出発点になった。今季キャプテンを務めた米澤はこの1年を振り返る。

「この1年間は、チームを引っ張っていくことを自分は意識していました。チームのみんな、後輩たちがそれに付いてきてくれて、すごくいい形で進めることができました」

 これまでケガが多かった大河原も、今季は順調にシーズンを送り、「チームを引っ張ろう」と最上級生としての自覚を持って1年間を過ごしてきた。

 そして、迎えた10月。覇権奪還に手応えを掴んで、全日本大学女子駅伝に臨んだ。

「ケガ人もなく、全日本当日に合わせることができて、チーム全体が自信を持った状態で仙台に入ることができました」(米澤)

 1区で期待のルーキー細見芽生が8位と出遅れたものの、ここから挽回が始まる。2区から4区までは大河原、米澤、石松愛朱加と4年生3人がタスキをつないだ。まずは4年目で大学駅伝デビューを果たした大河原が2区2位と好走し、2つ順位を上げた。

「奈々香とのタスキ渡しになって、すごくうれしかったです。奈々香は全日本の少し前からちょっと自信がなさそうでしたが、“強い”っていうのは分かっていたので、『自信を持って、頑張って』って声をかけようと決めていました」

 米澤は区間2位ながら、従来の区間記録を上回る力走で4位に押し上げ、4区の石松で3位に浮上し、なんとか優勝戦線に踏みとどまった。結局、追い上げは実らず優勝した城西大に22秒届かず3位に終わったが、主将の米澤もこう胸を張る。

「目標を達成できずに悔しかったんですけど、チームにとっては収穫もあるレースだったと思っています」

 このインタビュー後に行われた富士山女子駅伝でも名城大は4位に終わり、王座に返り咲くことはできなかった。それでも、米澤が4区で区間賞を獲得し、一矢報いる走りを見せた。2つの駅伝では悔しい結果に終わったが、前年からは順位を上げ、再び頂点に立つための萌芽は見せたと言っていい。

photograph by NIKE
photograph by NIKE

王座奪還を目指した最上級生としての取り組み

 動画インタビューでは、王座奪還を目指したこの1年の取り組みを中心に、以下のようなトピックについて触れている。

  • 全日本では2区、3区で襷リレー裏話
  • 大河原の走りに米澤が感動した理由
  • 米澤5000m4年ぶり自己新で感じたことは?
  • 大河原は5000m15分台連発の舞台裏
  • 4年生が変わらないとチームは変わらない
  • 夏合宿はケガ“0”…その要因は?
  • ジョグとレースでのシューズの使い分け

 名城大卒業後も2人は実業団チームで競技を継続する。ラストイヤーはチーム目標を果たせなかったが、秋にはトラックで好記録を連発。取材で弾けるような笑顔を見せてくれた2人は、その勢いで社会人になってからも活躍を見せてくれそうだ。(12月17日取材)

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