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“電柱シュート”からNBAへ。 渡邊雄太さんが掴んだ夢。 ~松岡修造がたどった渡邊のシュート力のルーツ~

開幕ロースター入りを果たした渡邊雄太。契約では下部リーグに所属しながら45日間のNBA出場が可能だ。

 NBA――この響きは、日本人にとって憧れであり、バスケットボール選手にとっては最も大きな夢かもしれない。そんな舞台で田臥勇太さんに続き、日本人2人目のNBA開幕ロースター入りを果たした。渡邊雄太さん、24歳。2m6cmの長身で、7月にNBAと下部リーグ両方に出場できるツーウェー契約をグリズリーズと結び、プレシーズンマッチでの大活躍が認められたのだ。

 グリズリーズのGMウォレス氏も、「彼ほど特殊な日本選手は見たことがない。彼の身長と器用さはNBAでも武器になる!」と期待を寄せている。


 夢を掴んだ雄太さんにお話をうかがうチャンスがあった。最初の出会いはいきなり“勝負”から始まった。188cmの僕がリング下で構える雄太さんにドリブルシュートをトライしたものの、手を伸ばすと2m36cmの“壁”に覆われてしまった……。

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photograph by Getty Images

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