【AIによるサッカー戦況予測】
Jリーグではパス、シュート回数などのスタッツデータや、走行距離、ポジショニングなどのトラッキングデータを全ての試合から取っている。その膨大なデータと人工知能技術を生かした、驚きのサービスが開始された。
Jリーグではパス、シュート回数などのスタッツデータや、走行距離、ポジショニングなどのトラッキングデータを全ての試合から取っている。その膨大なデータと人工知能技術を生かした、驚きのサービスが開始された。
「科学的トレーニング」といった言葉が当たり前に使われていることからも分かるように、スポーツとテクノロジーの関係性は車の両輪のようなものだ。たとえばJリーグでは'15年からJ1全試合の走行距離とスプリント回数のデータを公開。今では多くのクラブがフィジカルデータを選手のコンディション管理に活用し、ケガの予防などに役立てている。技術が競技の質を向上させている好例だが、観客の目にはこの種の進化は見えにくい。
ひるがえってビッグデータを別の角度から役立てようという試みもなされている。AI(人工知能)でサッカーの試合の展開と勝敗を予測し、totoの買い目を予想する“WARP”というAIサッカーシミュレーションメディアを運営するのが及部智仁さんだ。ウェブサイトで公開されている試合の展開予想はアニメーションで表示され、視覚的にもとても分かりやすい。
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photograph by Satoshi Ashibe