【公認競馬予想士】
ブースに上がり次レースの予想を独特の口調で解説する。地方競馬場にはそんな公認競馬予想士の姿がある。様々な情報を提供してみんなの“勘”をサポートし、競馬自体の楽しみを広げる。彼らの仕事の中身とは?
ブースに上がり次レースの予想を独特の口調で解説する。地方競馬場にはそんな公認競馬予想士の姿がある。様々な情報を提供してみんなの“勘”をサポートし、競馬自体の楽しみを広げる。彼らの仕事の中身とは?
地方競馬場特有の楽しみのひとつが予想士の存在だろう。ブースに立った予想士の弁舌巧みな解説を聞いて、買い目が記された予想紙を買う。中央よりも情報の少ない地方競馬において、予想士は重要な情報源なのだ。大井、川崎、浦和の3競馬場で予想士として活動している「田倉の予想」こと田倉寛史さんは、この道27年のベテランである。
「勝負ごとが好きなオヤジの影響で、子供の時分から競馬が好きでね。しかもレースの展開を考えるのが好きで、子供なりに戦略を立てて予想していたんです。で、地方競馬場に連れて行ってもらったときに予想士の予想を聞いて、『こういう考え方もあるのか!』と衝撃を受けた。予備校時代は学校に行かずに毎日競馬場に通っていました。このころには予想屋になると決めていたから、勉強に身が入るわけない(笑)」
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photograph by photographs by Satoshi Ashibe