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「実力が伴っていないことも理解している」高橋慶帆20歳は“一歩ずつ着実に”世界を目指す<名前はペルシャ語で「世界」>【写真多数掲載】

2024/01/23
法政大学の高橋慶帆は、男子バレーボールの新星として注目を集める

 ペルシャ語で「世界」を意味する「ケイハン」という名前は、イラン人の父と日本人の母がつけてくれた。

「世界に視野を広げるという意味で、今の自分の志にあっているなと思いますね」

 今秋の杭州アジア大会で高橋慶帆はチーム最多の113得点を挙げ、銅メダル獲得に貢献。エキゾチックな風貌で国内外で人気が急上昇し、大学構内でも姿を現すと注目の的に。だが、当の本人はその状況を冷静に受け止めている。

「注目していただけるのはすごく嬉しいし、ありがたいこと。でもまだ実力が伴っていないことも理解している。今は期待に応えなければという使命感も出てきて、その思いによって自分自身に厳しくなれるとプラスに捉えています。プレッシャーはあるけれど、勝負の世界ではそれが当たり前。そこでくじけるようではやっていけないと思っています」

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photograph by Asami Enomoto
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