#949

記事を
ブックマークする

走って、つないで、カバーする。マリノスGKの“副業”と決意。~J1最高の支配率を支える飯倉の決断力~

2018/03/31

 いま、J1リーグでもっとも忙しいゴールキーパー(GK)だろう。横浜F・マリノスの飯倉大樹だ。

 走る、走る。とにかく走る。今季の開幕戦で記録した走行距離は約6.5km。他クラブのGKの平均が約4.5kmだったから、2km近く多く走ったことになる。

「彼の役割は劇的に変わった」

 アンジェ・ポステコグルー新監督が言う。実際、今季から新たな役割が追加された。それが“かりそめのリベロ”である。

 今季のマリノスは超のつく「ハイプレス・ハイライン」に挑戦中だ。最終ラインを極端に押し上げ、前線から果敢にボールを奪いにいく。プレスが空転すれば、一発でラインの裏を突かれかねない。

会員になると続きをお読みいただけます。
オリジナル動画も見放題、
会員サービスの詳細はこちら
特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by J.LEAGUE PHOTOS

0

0

0

前記事 次記事