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米司隆明(運動会のプロデューサー)~スポーツの現場で働く“プロ”に直撃!~

2017/08/06
【運動会のプロデューサー】
社会問題の多くはスポーツで解決できるのではないか。そんな発想から、日本文化に根付く運動会に着目した。創業年は0だった受注件数が10年経った今や年間200件超。世界展開も見据える運動会の有効性、その運営法とは。

 老若男女を問わず参加できる、日本発祥のスポーツイベント―それが運動会である。玉入れや大玉転がしといった定番種目の多くは、年齢や体力差を超えて誰もが対等の立場で競い合えるものだ。二人三脚やムカデ競走といった協調性が問われる種目も人気がある。

「かつての日本企業は横並びの年功序列が一般的でしたが、成果主義に舵を切る企業が'90年代後半から増えてきた。ですが、そういった企業ほど離職率が高くて、特にIT系や金融系はその傾向が顕著です。その理由のひとつに社員同士のコミュニケーション不足が挙げられますが、じつは運動会で問題は解決できるんです!」

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photograph by Satoshi Ashibe

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