ダリル・モレーGM(ヒューストン・ロケッツ)がまたやってくれた。マサチューセッツ工科大のスローン経営大学院で経営学修士を取得し、NBA版マネーボールと描写されることが多いモレーは、従来のバスケ畑のGMたちがやらないような独創的で大胆な補強が得意だ。今回は、6月末のクリス・ポール獲得トレードだった。
将来の殿堂入り確実なポイントガード、ポールの獲得は、戦力としては申し分ない。驚いたのは、'16-'17シーズンのロケッツは、ジェームズ・ハーデンをシューティング・ガードからポイントガードにコンバートさせたことで躍進したのに、同じポジションの名選手を、わざわざトレードで獲得したことだ。
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