1947年4月15日。野球界のみならず、米国社会全体が、大きな転機を迎えた。ブルックリン(現ロサンゼルス)・ドジャースのジャッキー・ロビンソンが、黒人初のメジャーリーガーとしてデビュー。長く、重苦しかった人種差別の壁に風穴を開け、有色人種に門戸を開いた歴史的な1日となった。
2004年以来、「ジャッキー・ロビンソン・デー」として制定された4月15日、ドジャースタジアムでは、デビュー70周年を迎えたロビンソンの銅像の除幕式が行われた。あいさつに立ったドジャースの共同オーナー、マジック・ジョンソン(元NBAレイカーズ)は、しばし感情を抑えるように言った。
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photograph by Yukihito Taguchi