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<MLS移籍の真相を語る> スティーブン・ジェラード「ベッカムが僕の背中を押してくれた」

2015/10/19
リバプール一筋18年のレジェンドが35歳で新天地に選んだのはロサンゼルスだった。移籍の経緯から米国での生活までを独占告白。

――スティーブン、君の姿をプレミアで見かけなくなってから、半年近くが過ぎた。そもそも昨シーズン限りで、リバプールを去ることを決めた理由は?

「単純に潮時が来たと思ったんだ。過去の栄光にだけすがって、チームに残っているなんて見られたくなかったしね。

 最終的に腹が決まったのは、サンティアゴ・ベルナベウでレアル・マドリーと対戦した時(2014年11月4日)さ。自分は先発に選ばれなかったんだ。監督のブレンダン・ロジャーズは、プレミアの試合なら、今後もビッグマッチに出場できると言ってくれたけど、そもそも僕たちはCLを目指してハードな練習をするわけだし、ベルナベウのレアル戦なんて、最高にビッグな試合だろう? なのに自分はベンチに座っている。心の中で何かが変わってしまったのは、あの時だったと思う。

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photograph by AFLO

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