'15年の大相撲初場所は横綱・白鵬が史上最多、33回目の優勝に挑む注目の場所になる。29歳8カ月という若さで大鵬の持つ記録「32回」に肩を並べた白鵬にとって、新記録の達成は時間の問題という評価がもっぱらだ。いずれにしても、どのような優勝争いを経て33回目に近づいていくのか。それは大相撲ファンの枠を超えて、社会的な関心を集めるはずだ。
白星が多いと同時に「1人横綱」の期間も長い白鵬。
新記録への道のりが始まる前に、白鵬と大鵬の、同じ32回の優勝の内容について比較してみたい。まず、32回優勝した場所に関して通算の勝敗を計算してみると、
白鵬 448勝32敗
大鵬 443勝37敗
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photograph by JMPA