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「五輪がもう待ち遠しい」松岡修造が現場で目撃したマリニンとりくりゅうの“生き様”とは?「ペアに挑戦する子供たちもきっと増えていく」

 オリンピックが終わってしまった。今回は、僕が伝える側になって15回目のオリンピックだった。だからこそ、現地で強く感じたことがいくつもあった。

 まずあえて正直にお伝えしたいのは、取材者にとっては最も不便で過酷な大会だった、ということだ。初の2都市、広域開催となったことで、1日ひとつの競技を取材するだけで精一杯だった。長距離の移動に次ぐ移動の繰り返し。会場を移るだけで4~7時間もかかってしまう。これまでは1日に2、3会場をはしご出来ていたことを思うと、歯がゆさを感じる場面が増えたことは確かだ。

 ただ逆にこの開催形態がこれからのオリンピックのスタンダードになり得るとも思った。各競技に適した場所を選べるし、無理に新規会場を建設する必要もない。“あるもの”から最高のものを引き出す未来の形と言える。

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photograph by Tamon Matsuzono

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