うなりをあげて疾駆するモーターボートはどこで作られているのか。競艇界の“隠れた大企業”に突入!
F1をはじめとするモーターレースは、ドライバーの腕前もさることながら開発競争の側面も強い。レギュレーションの範囲内でいかにしてライバルよりも速いマシンを作るのか。エンジニアたちの創意工夫と技術革新がモーターレースを支えている。
だが、同じレースでも公営競技のボートレース用の船は船体、モーター(船外機)ともに主催者側が準備し、選手に貸し出すシステムのため、「全艇同性能」が大前提。ボートの性能差によって勝敗が左右されてはならないのだ。製造にあたっては高度な技術力と徹底した品質管理が求められるが、じつは群馬県太田市のヤマト発動機という会社がボートレース用ボートの製造を一手に手がけている。
特製トートバッグ付き!
「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
photograph by photographs by Satoshi Ashibe