地方の独立リーグの球団運営は火の車だ。東大卒・元弁護士の代表は、四国の地でどんな夢を描くのか。
職業に貴賤なしとはいうものの、“士業”の社会的地位は高い。なかでも弁護士は折り紙つきの職業だ。明日をも知れぬフリーライターなんぞ足下にも及ばない。
だが、世の中には変わり者も少なくない。
「楽しそうだから」という理由だけで、せっかく手に入れた社会的地位をあっさり投げ打つ人がいる。この坂口裕昭さんもそのひとりだ。東京大学法学部を卒業後、大手法律事務所に所属する腕利き弁護士として活躍していながら、3年前に野球の独立リーグ、四国アイランドリーグplus(四国IL)の徳島インディゴソックス球団代表へ転身した。そもそもなぜ弁護士に?
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photograph by photographs by Satoshi Ashibe