#850

記事を
ブックマークする

スキージャンプの“鉄人” 岡部孝信が笑顔の引退会見。 ~長野五輪・団体金の立役者~

2014/04/07
勇退する斉藤監督(中央)。岡部(左)は、新監督に就任する原田雅彦(右)とタッグを組む。

 43歳の今なお第一線にいた鉄人が、ついに退くことになった。スキー・ジャンプの岡部孝信である。

 その名を広く知らしめたのは、1998年の長野五輪団体だった。1番手を務めると、2本目に137mのバッケンレコードをマークするなど金メダルに大きな役割を果たした。実績は長野にとどまらない。世界選手権では'95年にノーマルヒルで優勝したほか、'09年のリベレツ大会団体銅メダルを含め計5つのメダルを獲得した。同年のワールドカップでは38歳4カ月で優勝。今シーズン、葛西紀明に塗り替えられたが、当時の最年長優勝記録を大幅に更新するものであった。

特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by NIKKAN SPORTS

0

0

0

前記事 次記事