セカンドエンジンという表現が実に相応しい。逆転でJ1を初制覇した川崎フロンターレ。ケガで出遅れた移籍1年目の“天才”家長昭博が3-1で勝利したホームの鹿島アントラーズ戦(8月13日)以降、先発に定着して猛チャージに一役買った。
シビれるほどに巧く、滅法体が強いのは分かっている。ただ今年それ以上にインパクトがあったのは「走」だった。
言葉ではなく、態度で示す人。チームが苦しいときにセカンドボール、プレッシングとド迫力で懸命に走る姿が周りを奮い立たせた。
これは鬼木達監督が、しつこく要求してきた部分でもある。
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photograph by KYODO