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「ロブチェン松山弘平の第一声は謝罪だった」“まさかの14着”菊花賞の誤算とは何だったのか?「とにかく内で」ゴーイントゥスカイ武豊は“動かなかった”
posted2026/10/28 11:30
馬群を割って鋭く伸びたゴーイントゥスカイ。京都の長距離を知り尽くした名手・武豊のエスコートに応えた
text by

島田明宏Akihiro Shimada
photograph by
Keiji Ishikawa
◆◆◆
菊花賞のスタート直後、スタンドから驚きの声と悲鳴が上がった。
ロブチェンが伸び上がるような格好になって後手を踏んだのである。
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「ゲートのタイミングが悪かった。いつもゲートに入ってから半立ちみたいになっても、その後は落ち着いていたのですが、今日はゲートが開く寸前に同じような動きをしてしまいました」と松山弘平。
それでも、そういうパターンも想定していたという。
「本当はしっかりポジションを取ってスタミナを生かす競馬をしたいと思っていたのですが、(こうなったら)前半は折り合いに専念することにしました」
ロブチェン松山弘平が語った“坂での誤算”
ロブチェンは正面スタンド前を14番手で通過。やや掛かり気味になって馬群の外から前との差を詰め、12番手で1、2コーナーを回っていく。
隣の9番枠のゴーイントゥスカイはスムーズにゲートを出た。武豊は言う。
「スタートがあまり上手な馬ではないので、いろいろなパターンを考えていました。ロブチェンとダノンヒストリーと枠が近かったので、スタート次第ではそのへんも頭に入れて乗りたいと思っていたのですが、いいスタートを切ってくれたことが大きかった」
その結果、気になっていたロブチェンとダノンヒストリーより序盤は前につけた。するかしないかは別として、前にいれば、相手に外を回らせたり、内に封じ込めたりすることもできる。
13番人気のキンググローリーが大逃げを打ち、最初の1000mは58秒4。2番手を20馬身近く離し、馬群は縦長になった。
ゴーイントゥスカイは中団の内、9番手で最初のコーナーを回った。
「2番手以下でも流れは特別遅くはなかった。内で折り合いもついたので、思っていた以上にいい形になりました。いい感じだ、と思いながらレースを進めました」
一方、ルメールのダノンヒストリーは、正面スタンド前ではゴーイントゥスカイより後ろにいたが、外からポジションを上げ、6番手で1コーナーへと入っていった。
「前半はちょうどよかった。徐々にポジションを上げて、馬はいい感じでした」とルメール。

