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プロ野球PRESSBACK NUMBER
「難色を示す球団もあると思う」日本ハム1位・菰田陽生がプロとの事前面談で伝えた“二刀流縛り”「たとえ夢のドラ1がなくなったとしても…」
text by

近藤裕介Yusuke Kondo
photograph byYusuke Kondo
posted2026/10/27 06:01
日本ハムから1位指名を受け、チームメートに担がれて笑顔を見せる菰田
「選ばれなくてすごく悔しかったですし、同学年の選手たちが活躍している姿を見て、負けたくないという気持ちが湧いてきて……。自分はプロでも二刀流で勝負したいと思うようになりました」
グラウンドでの行動を観察していた吉田監督も、菰田の変化を肌で感じたという。
「私も、選ばれなくてびっくりしたんです。でも、選ばれなかったことで、菰田に火が付きましたね。それまでは、打者でも、投手でも、どっちでも……という感じだった。それが、『両方でやってやる』に変わった。『織田がなんだ、あいつは投手だけだろ、俺には打者もあるぞ』というような感じじゃないかな。そのあとの練習の様子を見ていても、良い方に変わっている。逆に選んでいただけなかったことが、良い方に行ったなと思いましたね」
事前面談で「二刀流で育ててくれる気はありますか?」
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プロ志望届を提出し、各球団との事前面談の時期が迫ってきたころ、指揮官は菰田を呼び出し、あらためて意思を確認した。
「スカウトさんとの面談もあるし、二刀流、どうなんだと確かめました。そこで、菰田が私に初めて意思表示をしたんです。『もともとピッチャーが好きですし、両方で育ててもらえる球団に行きたいです』と」
意思が固まれば、次にやるべきことも決まる。指名を検討しているプロの球団に、「二刀流で育ててくれる気はありますか?」と聞かなければならない。ただ、それにはリスクも伴う。

