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「ヒデキ・マツイが監督に就任」巨人・松井秀喜監督の誕生をニューヨークメディアが“異例の報道”…その納得の理由とは? 米国で愛され続ける現在
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笹田幸嗣Koji Sasada
photograph byJIJI PRESS
posted2026/10/25 06:00
10月23日、巨人の監督就任会見を行った松井秀喜氏
「そうだね」
今でもこの言葉に嘘はなかったと思っている。監督就任会見の際、巨人軍の山口寿一オーナーは、要請の時期を公式戦全日程終了後とし、約1週間後に受諾の返答を得たと説明した。そして、松井氏もこんな言葉を付け加えた。
「実際、引き受ける時は悩みました。やはり、まず生活がアメリカの方にあります。家族も向こうにいます。やはり、何よりも大切なのは、私にとって家族です。家族の後押しがないと、ここに来ることはできなかったと思います。しかし、後押しを受けて、ここで自分自身が立ち上がりたかったという気持ちです。今はもう、ただ前を向いて、今後のジャイアンツの力になりたい。しっかり働くんだという気持ちでいます」
松井氏が巨人監督に就任した“覚悟”
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長嶋茂雄氏に育てられた松井秀喜氏には、日本球界で背負うべき責任があった。彼はそれを自覚していた。同時に松井氏が一家の主人である以上、ご家族にもいつかは背負わなければならないものへの『覚悟』はあっただろう。
私の知る限り、松井秀喜氏とは、自分の思いを全面に押し通し、強引に進んでいくタイプではない。話し合いの中で、ご家族がそのときが来たと『覚悟』を決め、背中を押し、送り出した。ご家族との面識はない筆者だが、そんなやりとり、思いがあったと想像する。
今回、松井秀喜氏が背負うものは、巨人軍の再建だけではないと思っている。92年オフ、NPBはJリーグ発足で人気面での危機が叫ばれ、長嶋茂雄監督復帰で立て直しに向かった。MLBに押されがちな現状の中で、立て直しの切り札として、勝つことと、魅力あるNPBに向けての期待が松井新監督には掛かっている。『覚悟』を持ち、挑んでほしい。
