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バレーボールPRESSBACK NUMBER
「あ、久々にこのタツノリ見たな」同学年・西川馨太郎が語る、“つなぎ役”に徹してきた大塚達宣が秘める“エース感”「あの時はバッチバチのエースだった」
text by

米虫紀子Noriko Yonemushi
photograph byNaoki Nishimura/AFLO SPORT
posted2026/10/24 11:20
アジア大会を終え、休む間もなくイタリアに出発した大塚達宣(26歳)
アジア大会は、B代表として活動していた選手たちに、アジア選手権直前にA代表を外れた甲斐と、アジア選手権に出場した大塚、西本圭吾、河東祐大を加えた12名で臨んだ。西川はアジア大会前、「自分が今年AもBも経験していることが、短期間でのチーム作りに生きてくると思うので、コミュニケーションを多く取って、早くチームを作れるように頑張りたい」と語っていた。
西川も大塚と同じく全6試合に先発し、準決勝・中国戦、決勝・イラン戦でそれぞれ4本のブロックポイントをあげるなど、要所でチームに流れを引き寄せた。緩急を巧みに使い分けたサーブも効果的で、銀メダル獲得に大きく貢献したが、「嬉しさはないです」と淡々と振り返る。
「今回大会に出場して、メダルをかけて試合をするという、その緊張感の中でできたことはそれだけで価値があったかなと思います。でも銀メダルに対する嬉しさはない。それこそアジア選手権ではA代表の人たちが(決勝でイランに勝利し)優勝して、僕らはイランに1−3で負けて準優勝と、明確に違いを突きつけられたので。イランに負けたし、言ってしまえばA代表にも負けているということなので。まあ当たり前ですけど、すごく悔しさがありました」
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A代表入りに向けて、勝ってアピールしたかったという悔しさではない。
「自分が関わったチームでは絶対に勝ちたい」
それが西川の信念だ。
今年A、B代表を行き来した西川が考えていたこと。そして今、大切にしているものとはーー。〈つづき→後編〉

