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バレーボールPRESSBACK NUMBER
「いつも赤羽のトンカツ屋でした」清水邦広が思い出す、4人で通った男子バレー“地獄合宿”前の憂鬱な昼メシ「今の代表にはあの頃みたいな重苦しい感覚は…」
posted2026/08/12 11:00
8月11日に40歳を迎えた清水邦広。引退試合には、多くの旧友たちが集まった
text by

米虫紀子Noriko Yonemushi
photograph by
OSAKA BLUTEON
8月8日、長年男子バレーボール界を支え、2025-26シーズンをもって現役を退いた清水邦広の引退試合「GORI LAST MATCH」がパナソニックアリーナで開催された。日本代表で共に戦った選手や、親交の深い人物、清水が所属する大阪ブルテオン(23-24シーズンまでパナソニックパンサーズ)のOB、現役選手など総勢37名が集結した。
2008年北京五輪でキャプテンを務めた56歳の荻野正二さんから、大阪ブルテオン最年少の22歳甲斐優斗、野添凌まで。その幅広さが、代表生活約15年、パナソニック、ブルテオン18年という清水のキャリアの長さと充実を物語っている。
赤羽駅のトンカツ屋さん
清水だけでなく、集ったメンバーも皆、元チームメイトとの久しぶりの再会に「懐かしい」と顔を綻ばせた。
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日本代表で清水と共にプレーし、東レアローズ静岡で昨年引退した米山裕太さんは感慨深げに言った。
「楽しかったし、懐かしくもありました。さっきみんなと食堂でご飯を食べたんですけど、代表の合宿を思い出しました(笑)」
所属チームは違ったが、清水は米山を「米さん」と呼んで慕い、代表活動中はともに行動することも多かった。以前、清水がこんなエピソードを明かしていた。
「NTC(味の素ナショナルトレーニングセンター)での合宿が始まる前はいつも、僕と福澤(達哉)、永野(健)さん、米さんの4人で、赤羽駅のトンカツ屋さんで昼ご飯を食べてから向かっていたんですけど、毎回、みんな無言で食べるんです。これから始まる合宿のことを考えると憂鬱すぎて……。『はー、これから始まるな』って、まるで最後の晩餐みたいでした(笑)」

