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プレミアリーグの時間BACK NUMBER
「タツを先発から外す時、心が痛む」“あの名MF”恩師ランパードが愛する信頼関係「毎試合人生を懸ける」坂元達裕30歳がプレミア名門を慌てさせた日
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山中忍Shinobu Yamanaka
photograph byREX/AFLO
posted2026/10/24 06:02
昨季チャンピオンシップ優勝でプレミア昇格を決めたコベントリー坂元達裕とランパード監督。両者の師弟関係は非常に良好だ
「5バックになるとプレーできるポジションが限られます」
3バックであれば坂元はシャドーを務められそうに見えるが——そこにも指揮官との背景がある。2024-25シーズンのランパード体制初陣で試合途中からトップ下に回った後、「クロスやドリブルで長所をいちばん出しやすいアウトサイドがやりたい」と、監督に直談判していたのだ。
プレミアの舞台で放った確かな輝き
坂元が初先発した第7節トッテナム戦に話を戻すと、前節ニューカッスル戦と同じく4バックが据え置かれた。
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「前回みたいな少ない出場時間の中でも、毎試合(サッカー)人生を懸けるというか、これが無理だったら先はないと思いながら戦っているので、凄くプレッシャーのかかる時間ですけど、それを楽しみながらやれている」
坂元の言葉通り、プレミアのピッチで、立ち上がりから自信を感じさせるプレーを披露した。
前半8分にインサイドへと切り込み、弾道は低めだが危険度は高いクロスを入れる。その2分後には、移籍当初から縦のコンビで息の合っている、右SBミラン・ファン・エバイクとの連係でボックス内に侵入。折り返しを受けて2タッチ目で左足シュート。クリーンヒットで枠を捉えたが、ブロックに身を投げた相手CBヤン・ポール・ファンヘッケの頭に当たってCKへと逃れた。オランダ代表DFのクリアがなければ、プレミア屈指の名門相手の初ゴールも十二分にあり得る軌道だった。
このシーンでは悔しそうに天を仰いだ坂元だったが、後半33分に一礼してピッチを下りるまで、奮闘を見せた。相手ボール時には最終ラインの右に落ちて5バックを構成したかと思えば、対面したトッテナム左ウイングバックのアンディ・ロバートソンをオフサイドトラップに掛けたり、裏を狙ったパスをインターセプトしたりと、守備面でもやるべきことをやっていた。
監督と重なる、弛まぬ努力の姿
とはいえ、本人は満足などしていない。

