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タイガー・ジェット・シンが凶器襲撃→観客が救急搬送…“事件”はなぜ起きた?「薄かった危機感、羨ましがるファンも…」再考すべき“プロレスの安全性”
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橋本宗洋Norihiro Hashimoto
photograph byNorihiro Hashimoto
posted2026/10/20 11:04
10月17日、試合会場で客席襲撃を行ったタイガー・ジェット・シン(82歳)
正直にいうと、筆者も「もうシンの取材なんて最後かもしれないですよね。見ておきたいですよ」なんて記者仲間と話していた。もしシンに蹴飛ばされでもしたら一生の自慢話になるな、と想像したりもしていた。
ただ実際に撮影していると、うっかり近寄ることもできなかった。発する雰囲気が、眼光の鋭さが普通じゃない。うっかり目が合ったら本当に殴られそうで、思わず後ずさった。「マスコミに手を出すわけないだろ」とは思えなかった。
再認識した“プロレスの怖さ”
観客が怪我をしたのはアクシデントでも、襲うところまでは“仕込み”だろう。それも含めてプロレスというエンタメ。ネットにはそんな意見もあった。冗談じゃない、と思う。
プロレスはエンタメだ。だがエンタメは“楽しい”ものばかりではない。“怖さ”もまたエンタメ。タイガー・ジェット・シンは今もその権化であり続けた。試合の場でヒールレスラーの近くにいるのは危険なことなのだ。プロレスに関わる全員が、あらためて“プロレスの怖さ”を肝に銘じておきたい。
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