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敗者・高田延彦の本音「僕が武藤(敬司)に足4の字で負けることで…」スーパースターが衝撃のギブアップ、新日本vsUインター“伝説の一戦”の真実
posted2026/10/09 17:48
武藤敬司が高田延彦にドラゴンスクリュー
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堀江ガンツGantz Horie
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東京スポーツ新聞社
現在発売中の『群像UWF3派 1991-2000 プロレスラーが生んだ総合格闘技の時代』(著:堀江ガンツ/竹書房)より、「髙田延彦、足4の字固めで敗れる 新日本vsUWFインター全面戦争」の章を抜粋して掲載する。武藤敬司vs髙田延彦、長州力vs安生洋二など、今も語り草となっている対抗戦はいかにして実現したのか?《全3回の最終回/第1回、第2回も公開中》
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真の決着はメインイベントの大将同士の一騎打ち、武藤敬司vs髙田延彦に暗黙のうちに託されていた。この天下分け目の一戦を前に、武藤敬司はいつもとはちがうプレッシャーを感じていた。
「俺はデビューこそ新日本だけど、1年くらいですぐ海外修行に出て、周期的にテリトリーを変えていたから、気分的にはアウトローなんですよ。だから当時も新日本所属とはいっても、あんまりそういう意識はなかった。でも、あの髙田戦に関しては、必然的に新日本の看板というものを背負わされることになったからさ、やっぱりプレッシャーはありましたよ。俺、責任感とか、あんま得意じゃねえもん(笑)」(武藤敬司)
髙田に送られた大きな歓声
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迎えた武藤vs髙田の大将戦。まず先に挑戦者・髙田が入場。その表情はややナーバスだ。Uインターの絶対的なエースである髙田が、外敵としてリングに向かうのはインター旗揚げ以来初めてのこと。新日ファンもそんな髙田に敬意を表してか、これまでUインター勢はブーイング一辺倒だったが、大きな歓声が送られる。
続いてロングガウンをまとって入場した武藤は、ドームの入場ステージのど真ん中で両手を広げ大見得を切ってみせた。その威風堂々とした姿に、ファンはあらためて武藤の類まれなスター性を再確認したはずだ。入場時点でのオーラは、明らかに武藤が髙田を上回っていた。しかし、この武藤の入場に猪木が苦言を呈した。これから決闘の地に赴く男の振る舞いではない、ということだ。
「猪木さんが俺の入場に文句言ってるっていうのは、あとから聞いたよ。でも、猪木さんの感性に合わせていたら、いつまで経っても猪木さんを超えることはできない。自分のやり方で、飛び越えていくしかないんだよ」
現在、新日本のスター選手は、皆ドームのステージで大見得を切ってから入場する。武藤がこの日を境に新日本の流儀すら変えていったのだ。
