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プロレス写真記者の眼BACK NUMBER
相次ぐ退団者に“マリーゴールドの若きエース”は何を思う?「両国のメインを見てほしい」ビクトリア弓月21歳の三冠宣言「チャンスだと思っています」
posted2026/10/19 17:02
マリーゴールド・ユナイテッド・ナショナル王者のビクトリア弓月。10月24日に両国国技館で行われる3WAYの勝ち抜き戦で一気に三冠を狙う
text by

原悦生Essei Hara
photograph by
Essei Hara
9月20日の後楽園ホール、マリーゴールドのリーグ戦『DREAM STAR GP』で21歳のビクトリア弓月が優勝を果たした。そして10月24日の両国国技館大会で行われる“まさかの3WAYマッチ”で、いきなり三冠王者を狙う。
「マリーゴールドの若きエース」というキャッチフレーズは、今の弓月にぴったりとフィットしている。
桜井麻衣も退団…去っていくオリジナルメンバー
両国でのタイトルマッチとして、青野未来が保持するワールド王座と弓月が持っているユナイテッド・ナショナルのダブルタイトル戦までは、公式に発表がない時点で「もしかしたら」と頭には浮かんでいた。
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だが、それにスーパーフライ級王者の“アイコン”岩谷麻優までが「混ぜてほしい」と加わり、それぞれのベルトを賭けて3WAYで戦い、勝ち残った1人が3本のベルトを同時に巻くというものだから、驚きがある。
言ってみればかなりギャンブルに近いものがあるが、ロッシー小川のマリーゴールドは3人のシングル王者に団体の今後の運命を託した形だ。
桜井麻衣の退団でオリジナルメンバーは実質、弓月しか残っていない(石川奈青は体調不良で欠場中)。「どうなっちゃってるの?」という不安が弓月の中にあるのは事実だ。
『DREAM STAR GP』を制した弓月だが、今年の歩みは決して順風満帆だったわけではない。4月19日の札幌大会の試合中に右ヒザを痛めて病院に搬送された。
「終わったと思いました。ドロップキックで足を伸ばしたときに、切れたなというより伸びたなという感じ。それでやめとけばよかったのかもしれませんが、イリミネーションだったので、途中でやめられないなというのがあって、足を引きずってでも動けたので続けてしまいました。アドレナリン出ていましたからね。やっちゃったな」
担架で運ばれた弓月は車イスで病院内を回った。
「南小桃が車イスを押してくれました。救急外来だったので、その日はレントゲンだけ。CTとかはなくて、骨折じゃないということしかわかりませんでした。翌日、東京の病院でMRIを撮ったら前十字じん帯損傷。再建手術か血小板の注射かという選択があるんです。半年かかっても大丈夫なら手術、注射なら3、4カ月。相談して、結局、早くリングに戻れる注射を取った」



