- #1
- #2
スポーツ・インテリジェンス原論BACK NUMBER
「これだけ走っちゃったんで…」出雲駅伝“箱根路の皇帝”青学大の注目ランナーは誰? “先行策”のスピード軍団・中大のエースが握る「レースのカギ」
text by

生島淳Jun Ikushima
photograph byYuki Suenaga
posted2026/10/12 06:01
今季の学生駅伝の初戦となる出雲駅伝。優勝候補チームのキーマンは誰なのか
エントリー6人のなかで、もっとも気になるのは1区に入った石川浩輝(2年・佐久長聖)だ。
石川は前回の箱根駅伝で6区山下りを担当し、57分15秒で区間3位の走りを見せ、彗星のごとくデビューした。石川は、「これだけ走っちゃったんで、4年生までずっと6区でしょうね」と笑っていたが、平地への適応力もある。
「箱根駅伝のあと、気持ちも上がっていたので、休めばいいのにポイント練習を積極的にこなしていたら、鵞足炎(がそくえん)になってしまって。それもようやく治って、夏前からトラックで走れるようになりました」
ADVERTISEMENT
ケガが癒えて、6月下旬に行われた絆記録会では、13分47秒76と自己ベストを更新。
そして、出雲駅伝に向けての選考レースとなった9月27日の「ADIZERO 5K TOKYO CHALLENGE」では、飯田、鳥井健太(4年・清風)に次いで学生3位に入り、タイムは13分37秒とこちらも自己ベスト。下りだけでなく、平地でのスピードを見せただけに、今回の出雲では、1区で石川がどんな走りを見せるかによって、青山学院の流れが変わってくる。
大事な駅伝シーズン初戦…結果やいかに
今回は本田、岡田、野中、石川の4選手を取り上げたが、早稲田は3区に鈴木琉胤、5区に山口竣平(3年・佐久長聖)、6区アンカーに工藤慎作(4年・八千代松陰)と、前だけでなく後ろにも主力級を残している。
他校としては中盤までに早稲田を揺さぶりたいところだろうが、果たして結果はいかに。

