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「0-11」アジア大会決勝で“まさかのストレート負け”はなぜ起きた? 張本美和と早田ひなが敗戦後に明かした“中国との距離”「自分たちの問題として…」 

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高樹ミナ

高樹ミナMina Takagi

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posted2026/10/12 17:00

「0-11」アジア大会決勝で“まさかのストレート負け”はなぜ起きた? 張本美和と早田ひなが敗戦後に明かした“中国との距離”「自分たちの問題として…」<Number Web> photograph by JIJI PRESS

アジア大会女子ダブルス決勝で中国ペアに敗れた張本美和と早田ひな

早田と張本が語った“敗因”

 ところが第2ゲームで、王曼昱のサーブを張本がレシーブし、蒯曼のサーブを早田がレシーブするローテーションになると、展開は一変。

 日本の攻撃が機能し始め、早田のバックストレートや張本のフリックなどが鮮やかに決まっていく。

 このゲームは競り合いとなり、最終的に11-13で落としたものの、日本ペアが中国ペアを追い詰めた。

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 だが、第1ゲームと同じローテーションに戻った第3ゲームは4-11と再び大差がついた。

 そして、第2ゲームと同じローテーションになった第4ゲームは9-11まで競った。

 この数字が、張本/早田ペアの課題を浮き彫りにしている。

「全ての技術で上回られてしまった。自分たちの問題として、1ゲーム目と3ゲーム目にだいぶ流れが変わってしまうので、それはもう練習していくしかない」と早田。

 張本も、「自分たちの問題が一番見える試合だった。反省する部分がたくさんあるので、見つけた課題を少しでも改善していきたい。本当に頑張るしかない」と語った。

 女子ダブルスは2028年ロサンゼルス五輪の正式種目で、2004年アテネ五輪以来、6大会ぶりに復活する。

 日本は張本/早田ペア、中国は王曼昱/蒯曼ペアのままで、女子ダブルスの金メダルを狙いに行く可能性が高い。今回の敗戦は巻き返しへのヒントになるはずだ。

「中国人選手は大舞台で何倍も強くなる」

 早田はこんな感想も口にしていた。

「中国人選手は、アジア大会や世界選手権、オリンピックのような大舞台で、いつもの何倍も強くなる」

 かくいう早田自身も、アジア競技大会で新しい技術を見せた。

 それは、女子シングルス準決勝。世界女王の孫穎莎との21回目の対戦で、それまで20戦全敗だった早田は、やや前進回転で台の中で伸びてくる孫穎莎のサーブに対し、従来とは違うレシーブを選択。

 これまでなら浮いてしまうこともあったストップレシーブを、ストレートへの長いツッツキに変え、孫穎莎の3球目攻撃の威力を落とす作戦に出た。

 しかし中国の怖さは、新しい技術を見せれば、それを分析し対策して、次の対戦でクリアしてくることだ。

【次ページ】 早田の元専属コーチが証言「日本も負けていない。だけど…」

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