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「0-11」アジア大会決勝で“まさかのストレート負け”はなぜ起きた? 張本美和と早田ひなが敗戦後に明かした“中国との距離”「自分たちの問題として…」
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高樹ミナMina Takagi
photograph byJIJI PRESS
posted2026/10/12 17:00
アジア大会女子ダブルス決勝で中国ペアに敗れた張本美和と早田ひな
要した時間は、わずか3分30秒。
記者席から見ている限り、中国ペアが何か特別なことを仕掛けているようには見えなかった。ただ、明確な得点パターンがあることは分かった。
王曼昱がサーブを出し、早田がレシーブする。そのボールを蒯曼が3球目攻撃で、張本のミドル(体の正面付近に返球する)を狙いミスを誘うパターンだ。
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第1ゲームの中国は、この攻撃パターンを徹底した。
明暗を分けた“ある要素”
そして、この試合で注目すべきはダブルスの「ローテーション」である。
卓球のダブルスでは、サーブを2本交代で出すことやペアが交互にボールを打つことはよく知られている。しかし、サーブを出す選手とレシーブを受ける選手が規則的に入れ替わっていくことは、卓球経験者や卓球観戦に詳しい人でなければ意外と見落としやすい。
第1ゲームの順番はこうだった。
・張本がサーブを2本 → 王曼昱がレシーブ
・王曼昱がサーブを2本 → 早田がレシーブ
・早田がサーブを2本 → 蒯曼がレシーブ
・蒯曼がサーブを2本 → 張本がレシーブ
つまり、王曼昱がサーブ、早田がレシーブのローテーションでは、その後のラリーも王曼昱の打球を早田が受け、早田の打球を蒯曼が受け、蒯曼の打球を張本が受ける形になる。
このとき、日本はほとんど押されていた。前述した、蒯曼が張本のミドルを狙う得点パターンもその一つだった。

