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「墓に糞ぶっかけてやる!」激怒した長州力はなぜ高田延彦と“極秘会談”を行ったのか? 新日本プロレスvsUインター「全面戦争」のウラにあった財政問題
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堀江ガンツGantz Horie
photograph by東京スポーツ新聞社
posted2026/10/09 17:45
当事者たちが明かす「新日本vsUインター全面対抗戦」の全真相【全3回】
罵声とブーイング…殺伐とした一戦
9・23横浜アリーナは、禁断の新日本vs Uインター対抗戦第1ラウンドということで、場内は試合前から異様にヒートアップ。とくにヒクソン・グレイシーへの道場破りに失敗した安生洋二に対しては、新日本ファンから凄まじい罵声とブーイングが浴びせられた。
そんな殺伐とした雰囲気の中、永田は安生&中野相手に互角以上の攻防を展開。片足タックルに行った際、安生にヒザ蹴りを合わされて顔を大きく腫れあがらせたが、逆にグラウンドで安生の上になった時には素手の顔面パンチを入れて、安生の左目を腫れ上がらせた。結局、最後は中野の腕ひしぎ十字固めの前に敗れたものの、観客に「永田強し」「新日本強し」を印象付け、長州の期待に見事応えてみせたのである。
「試合後、長州さんに『今日の主役はおまえだ』って言われたときは、うれしかったですね。あと、『わかっただろ? あいつらの技術を封じ込める力を俺らは持ってるんだ』と、新日本の優位性を強調することを話していたと思います。それを僕が証明した形になったので、『よくやった』ということだったんでしょうね」
若手実力者同士の“裏メイン”
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迎えた10・9東京ドーム当日。横浜で名を上げた永田は第1試合を任され、ケンドー・カシンこと石沢常光と組んで出場。対戦相手はUインターの金原弘光&桜庭和志だ。
これは単なる若手同士のタッグマッチではない。永田と石沢は元レスリングの全日本王者であり、Uインター側も桜庭はのちの総合格闘技PRIDEの英雄、金原もリングスのエースとして活躍する男だ。両団体が自信を持って送り出す若手実力者同士の“裏メイン”だったのである。
若くイケイケだった4人は、“物わかりのいい試合”はしない。プロレスのギリギリの範囲内で、それぞれが自分の強さを主張。Uインター側は、タイ特訓で打撃に定評があった金原がムエタイを前面に出してきたこともあり、対抗戦でありなおかつ異種格闘技戦のような、殺伐とした緊張感に包まれたスリリングな一戦となった。《つづく》
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