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「中途半端な時間を過ごして…」陸上・田中希実がアジア大会で“異例の挑戦”を選んだワケは?「“世界”を実感できた」レース後に語った言葉の真意

posted2026/10/06 11:01

 
「中途半端な時間を過ごして…」陸上・田中希実がアジア大会で“異例の挑戦”を選んだワケは?「“世界”を実感できた」レース後に語った言葉の真意<Number Web> photograph by JIJI PRESS

アジア大会で3つのメダルを獲得した女子陸上の田中希実。「意外な種目」に挑戦のワケは?

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和田悟志

和田悟志Satoshi Wada

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JIJI PRESS

 日本勢の活躍が目立ったアジア大会。陸上競技では、女子中長距離で田中希実(豊田自動織機)が3つのメダルを獲得した。その出場種目に目を向けると、今大会はこれまでの田中とは異なる傾向も見えてきた。その「異例の挑戦」のウラには、一体何があったのだろうか。《NumberWebレポート全2回の1回目/つづきを読む》

 10月4日に閉幕した愛知・名古屋アジア競技大会。陸上競技は全50種目が実施され、日本は合計32個のメダル(金10個、銀12個、銅10個)を獲得しメダルラッシュに沸いた。

「40年ぶりの好成績」だったアジア大会

 日本のメダル総数が30個を超えるのは、1986年のソウル大会(計35個)以来、実に40年ぶりのこと。前回2023年の杭州大会(計17個)からは、なんと15個も増えた。地元開催の利を差し引いても大躍進と言っていい。

 その32個のうち、1人で3個もメダルを獲得したのが、女子中長距離の田中希実だ。

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 陸上競技の大会2日目の10000mで銀メダル、4日目の1500mで銅メダル、6日目の5000mで再び銀メダルと、金メダルこそなかったものの大会期間を通して躍動した。

「今シーズンは、アジア大会が私のキャリアにとって一番大事。そこでしっかり戦うことが、来年以降世界で戦う上での足がかりになると思うので、しっかりとアジア大会で戦える状態に持っていきたい」

 今年5月、10000mの日本代表選考がかかった木南道孝記念陸上競技大会で優勝した田中はこんな言葉を口にしていた。

 その1週間前のゴールデンゲームズinのべおかで、5000mに出場した田中は、組15着と振るわず、記録も自身の日本記録から1分30秒以上遅い16分もかかるという“らしくない”レースをしていた。

【次ページ】 “専門外”の10000mで優勝…アジア大会代表に

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#田中希実
#豊田自動織機

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