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「東京で河村勇輝といい練習ができた」NBAトップ選手の人気スポットに…アルバルク東京なぜ“練習コート”を開放した?「裏プロジェクトも考えてます」
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宮地陽子Yoko Miyaji
photograph byALVARK TOKYO
posted2026/09/23 11:05
今夏、来日したNBA選手に施設を開放したアルバルク東京。その狙いを伊藤大司GMに尋ねた
伊藤は、長崎ヴェルカの代表取締役社長兼ゼネラルマネージャーであり、日本バスケットボール協会の強化委員長も務める伊藤拓摩の弟である。中学卒業と同時に、先に留学していた拓摩の後を追うようにアメリカに渡り、高校、大学とアメリカでプレー。大学卒業後は日本でプロ選手として11年のキャリアを築き、2021年、現役引退と同時にGMの世界に飛び込んだ。アルバルクのアシスタントGMとして1年の経験を積んだ後、GMに就任し、今季で5シーズン目を迎える。
伊藤は、NBA選手をチームの練習場に迎えるようになったきっかけについて、こう語る。
「2年前、最初はナシール・リトル(当時NBAフェニックス・サンズ所属。昨季は千葉ジェッツ、今季は佐賀バルーナーズ所属)でした。人を介して、『彼が日本でワークアウトしたいと言うので場所を貸してあげて』って言われて」
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当時はまだアリーナは完成しておらず、アルバルクの練習場は都心から離れた府中にあった。それでもリトルは滞在中の約2週間、ホテルから府中の練習場まで、毎日片道1時間ぐらいかけてハイヤーで通い、練習したという。
続いて、去年はネイト・ウィリアムズ(当時NBAヒューストン・ロケッツ所属、現千葉ジェッツ所属)から連絡が入り、彼も府中まで通ってワークアウトした。2人ともコーチは帯同していなかったため、アルバルクのスキルコーチがワークアウトを手伝った。「うちのコーチにとってもいい機会じゃないですか」と伊藤。NBA選手の練習を間近で見たり、サポートすることで、NBAのレベルを知ることができる。これも、NBA選手に練習コートを貸すメリットのひとつだ。
「トヨタ」と「東京」という強み
去年夏にTOYOTA ARENA TOKYOが完成すると、ジェイレン・ウィリアムズやジャマール・マレーがワークアウトに訪れ、今年夏には5人にまで増えた。
同じようにコートを貸せるチームは他にもあるかもしれない。それでも、アルバルクには他より有利な点がいくつかある。まずは世界中で名前を知られているトヨタという会社がバックについていること。そして、チーム名に「東京」と入っていること。日本に来る誰もが知っているこの2つの名前が揃うだけで、外部からの信頼感は増す。「ジャックポットみたいなものです」と伊藤も微笑んだ。

