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NBA開幕直前に激震、河村勇輝に“解雇”通告…でも実はそんな“悪い話”ではない? 「勝負の3年目」がGリーグでスタートするメリット
posted2026/10/14 11:02
NBAロサンゼルス・クリッパーズとエグジビット10契約を解除した河村勇輝。八村塁との共演も期待されたが…
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宮地陽子Yoko Miyaji
photograph by
Elizabeth Ruiz Ruiz/Getty Images
現地時間10月12日夜、ロサンゼルス・クリッパーズが、河村勇輝の契約を解除したと発表した。トレーニングキャンプが始まってから2週間、NBA開幕8日前というタイミングでのことだった。
この2週間で、河村はプレシーズン2試合に出場。初戦となったゴールデンステイト・ウォリアーズ戦ではわずか4分の出場だったが、解雇される2日前のトロント・ラプターズ戦では14分15秒出場し、10得点、4アシスト、2スティールと結果を出していた。それでもプレシーズン最終戦を待たずに開幕ロスター入りの道は断たれた。
「これで終わりではない」ルーHCの本音
ここで重要なのは、河村のNBA挑戦3年目がこれで終わったわけではないということだ。
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河村の契約が解除された翌日、クリッパーズのヘッドコーチ、ティロン・ルーは、その理由についてこう言っていた。
「違うことを試してみたかったのです。ユウキがこれで終わりというわけではありません。色々と試しているだけなんです」
ルーHCの「終わりではない」という言葉はさまざまな解釈ができるが、少なくとも、河村を完全に見限っての解雇ではなかったことはうかがえる。
そもそも、開幕ロスターに入れずにGリーグに行く可能性は、8月にクリッパーズとエグジビット10契約を結んだ時点で河村自身が想定していたことだ。そのうえでクリッパーズを選んだのは、それがNBA本契約を取るためには最適な道だと判断したからだった。
クリッパーズを選んだ理由について、河村は9月28日のメディアデーでこう語っている。
「数チームから同じエグジビット10のオファーはあったんですけど、その中でプレシーズンの参加(ができるかどうか)だったり、今チームの状況だったりとかを加味して、クリッパーズがいいんじゃないかと決めました」
まず重視したのがトレーニングキャンプに参加できること。チームや状況によっては、エグジビット10契約をした選手でもキャンプ前にカットされ、トレーニングキャンプやプレシーズンに出られないこともある。親友の富永啓生が2年前にインディアナ・ペイサーズとエグジビット10契約をしたときも、トレーニングキャンプに参加することすらできなかった。その状況だけは避けたかった。クリッパーズはトレーニングキャンプ参加とプレシーズン試合のロスター入りをあらかじめ約束してくれており、河村にとってはそれが何より大きかった。


