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八村塁の「スマートにディシジョンを」発言、河村勇輝はどう受け止めた? 欧州からのオファーを断り、NBA本契約を目指す25歳にぶつけた“ある質問”
posted2026/10/31 11:04
クリッパーズ傘下のGリーグチーム、サンディエゴ・クリッパーズで新しいシーズンを迎える河村勇輝(25歳)
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宮地陽子Yoko Miyaji
photograph by
Yoko Miyaji
約3週間ぶりに、インテュイットドームのロサンゼルス・クリッパーズ(以下、LAクリッパーズ)の練習場に河村勇輝の姿があった。10月上旬、LAクリッパーズから契約解除される前に練習していたコートで汗を流し、シューティングでタッチを確かめていた。
しかし、よく見ると着ているウェアには、Clippersの上にSan Diegoの文字がある。LAクリッパーズ傘下のGリーグチーム、サンディエゴ・クリッパーズ(以下、SDクリッパーズ)のトレーニングキャンプだった。本拠地は約150km離れた場所なのだが、LAクリッパーズが遠征に出て街を離れていたこともあり、このコートで練習していたのだ。
「スマートにディシジョンを」の真意
10月12日にLAクリッパーズから契約を解除された河村が再出発の場として選んだのは、SDクリッパーズだった。もともとLAクリッパーズとエグジビット10契約を交わした理由のひとつが、傘下のSDクリッパーズが育成の上手なチームだということだったから、当初の想定通りの選択だ。しかし、ほんの一瞬だけ、ヨーロッパに行くことも考えたのだという。それまでは候補になかったヨーロッパ行きを選択肢に入れた背景には、八村塁の影響もあった。
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河村が解雇された直後の八村の言葉を覚えているだろうか。河村にどんな言葉をかけられたかと聞かれたときのコメントだ。
「自分の夢を追いかけるっていうのも大事なんですけど、しっかりと、スマートにディシジョンをして。もう彼も25歳なんで。そこら辺もしっかり考えながらやってもらいたいなと思います」
受け取りようによっては、まるで、NBAという遠い夢はそろそろ諦めたらどうかと言っているようにも聞こえる言葉だった。
河村自身はそうは受け取らなかったのだろうか。
「言葉って難しいので、いろんな受け取り方があるし、塁さん自身も、もしかしてそうやって考えているかもしれない。その真意は分かりませんけど、それ以前に、そういう話は塁さんとかなり時間をかけてしていたので」と河村。
八村のコメントだけではわからなかったことだが、実は八村からのアドバイスは解雇された後に唐突に言われた言葉ではなく、LAクリッパーズのトレーニングキャンプ中に色々と話をするなかで出たもののひとつだったのだ。
「チームディナーの時とかに、いろいろ話を聞きたいと思って隣に行って、バスケットとの向き合い方だったり、気持ちの切り替え方だったり、そういうプロフェッショナルのところを聞けて、本当にいろんなことを考えながらプレーされてるんだなと思いました」
その中で、ヨーロッパの中でもトップクラブが集まるユーロリーグもレベルはかなり高いということ、近々NBAの資本が入ったヨーロッパのリーグが作られる計画があり、さらに価値もレベルも上がるということも教わった。

