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元巨人選手が監督就任で「1年目は退部者が続出」東北学院大・星孝典監督の挑戦…愛娘の仙台育英・星よつはマネージャーは上京希望「父の思いは…」
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佐藤春佳Haruka Sato
photograph byNumberWeb
posted2026/09/19 11:03
母校の東北学院大野球部で奮闘する星孝典監督
監督就任3年目の昨年は、仙台六大学野球の秋季リーグ戦で強豪の東北福祉大、仙台大から勝ち点を奪い、7年ぶりに準優勝を果たした。巨人時代の同僚でバッテリーを組んでいた金刃憲人と、同大出身で元日本ハムの右腕・鈴木遼太郎がコーチに加わり、今季は約110人の部員とともに汗を流す日々だ。
「いい顔で社会に飛び立って」
「優勝が1つの成果だと考えるなら、岸孝之(楽天投手)がいた2006年以来の優勝、そして全国大会に出るというところが目指すところです。ただ、もっと大きな目標は、それぞれの部員が卒業した後、その後の人生が豊かになること。4年間で野球を辞める子がほとんどですからね。人として成長して、いい顔で社会に飛び立ってほしいと心から願っています」
一人一人の部員を、父のような眼差しで見守る。そして実際の父親としては、もう一つの願いもある。仙台育英高野球部初の女子部員として注目を集め、記録員として今夏の甲子園出場という大きな夢を叶えた長女のよつはさんは、卒業後に東京の大学への進学を希望している。
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「いい経験だと思いますよ。私も高校から親元を離れて、当たり前にやってもらっていたことが当たり前じゃないんだと実感しましたから。野球を続けたいと言っていますが、大学生になればもっと大人の野球になると思うし、勉強も大切。私生活も自分でコントロールしなきゃいけないんで。親のありがたみを知れ、と(笑)」
巣立つ愛娘・よつはさんへの想い
在学中には星監督が仙台育英高の試合や練習を視察する機会に、愛娘がマネージャーとしてお茶を出してくれたこともあったという。
「保護者として送迎していくこともありましたし、今日は(東北学院大の)監督として行くよ、ということも。『お世話になってます』、『スーツ着て今日はどうしたの?』みたいな感じでしたね(笑)。大学に進んでこれから大変だと思いますけど、色々と失敗することも含めて成長するためには必要だと思うので。でもまあ、健康でいてくれればそれでいいです」
波乱万丈のプロ野球人生を経て、故郷で指導者として奮闘する日々。監督としても父としても背中で示すのは、夢を叶えたその先もなお挑戦し続ける喜びと、ひたむきに歩む姿だ。〈第1回~第3回も公開中です〉


