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元巨人選手が監督就任で「1年目は退部者が続出」東北学院大・星孝典監督の挑戦…愛娘の仙台育英・星よつはマネージャーは上京希望「父の思いは…」
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佐藤春佳Haruka Sato
photograph byNumberWeb
posted2026/09/19 11:03
母校の東北学院大野球部で奮闘する星孝典監督
「心が壊れかけていた」どん底からの飛躍
2011年以降、被災地への思いは片時も忘れたことがない。西武に移籍したことで楽天と試合をする機会も増え、故郷でプレーする姿を見せられたことも嬉しかった。2013年に楽天がパ・リーグ制覇を果たした9月26日、星は対戦相手としてベンチからその景色を見ていた。
「対戦相手ですからもちろん悔しいですけど、東北の人たちが喜んでいる姿を見られたことは感慨深い思いでした。嶋(基宏)くんの言葉じゃないですけど、野球の底力を見た思いでした。僕自身も2011年以降、野球ができるのは当たり前ではないという思いを強く抱きながらプレーしてきました。大袈裟ですけど、自分のプレーで誰かを笑顔にできるように。ライオンズファンの方にも温かく受け入れていただいて、本当に充実した6年間でした」
巨人時代の2010年秋頃には不振から自分自身を見失い、戦力外も覚悟していた。しかし、西武へのトレードを境に、さらに6年間プレーし続けることができた。
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「あのままだったら、もう選手生命は終わっていたと思う。トレードは本当にいいきっかけだったし、震災も自分の心の持ち方を大きく変えたという点で、新しい野球人生を踏み出す転機だったと今では思っています」
「覚悟していた」戦力外通告
2016年10月7日。星は球団から戦力外通告を受けた。その年の5月には右手首の手術を受け、まだ麻痺が残っていたこともあり、自分なりに覚悟は出来ていた。
「戦力外です、と言われた時に同時に育成コーチの打診を受けました。返事はいつまでですか?と聞いたら『今だよ』、と(笑)。期限の夕方まで少しだけ時間をもらって、急いで家族に電話しました。小学校が終わるまで待って、一応娘にも聞いたんですよ」
当時7歳だった長女・よつはさんとのやりとりは今も鮮明に覚えている。

