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「桑田真澄が見初めた」21年前に話題“リアル巨人の星”の今…愛娘は仙台育英・星よつはマネージャー「甲子園後にLINEが」「ちょっとウルッとしたけど…」
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佐藤春佳Haruka Sato
photograph byNumberWeb/Hideki Sugiyama
posted2026/09/19 11:00
父・星孝典(東北学院大監督)と娘の星よつはさん
「キャッチャーはどうする? となったときに桑田さんが『星くんでいいんじゃない』と言ってくださったそうなんです。ブルペンで受けたことはありましたけど、大スターですからじっくりお話しさせていただくようなことは全くなかった。それなのに……ビックリしました」
桑田真澄が「あえてサインに頷いて…」
プロ20年目のシーズンを迎えていた桑田は春先から不調が続き、先発陣の若返りを図る首脳陣から“無期限降格”を言い渡されていた。まさにプロ野球人生の正念場。一軍復帰への試金石となる実戦登板の女房役に星を指名したのは、たまたまではない。ベテラン右腕は二軍で調整をするなかで、怪我からのスタートでも地道に努力を続ける新人捕手の姿をしっかりと見ていたのだ。
蒸し暑いなかのデーゲームで、桑田は6回74球を投げた。その間、星は頭をフル回転しながらベテラン右腕を必死にリードした。
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「毎イニング毎イニング、ベンチに戻ると色々なことを話してくれました。サインに首を振ったところは『あそこはこうで、こうだからこの球種なんだよ』と丁寧に教えてくれ、時には本意ではなくてもあえて僕のサインに頷いて投げて『今のは良かったね』と褒めてくれたり……。大事な登板なのに僕に対して本当に親身になってくださった。だから緊張というよりは楽しくてしょうがなかったです」
忘れられないベテラン投手の“ダメ出し”
星は10月に一軍戦デビューを果たし、初安打もマーク。ジャイアンツの選手として険しい道を切り開いていくための手応えを得た。迎えたプロ2年目の2006年。もう一つ、忘れられない出会いがあった。
「下手くそ!」。厳しい声とともに今も思い出すベテラン投手とのやりとりとは……。〈つづく〉

