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サッカー日本代表は「若いから入れるという甘い場所ではない」“五輪代表と兼任”次期監督・大岩剛が熱弁「それが私の役割」「ヤマルはW杯でも…」

posted2026/09/20 11:05

 
サッカー日本代表は「若いから入れるという甘い場所ではない」“五輪代表と兼任”次期監督・大岩剛が熱弁「それが私の役割」「ヤマルはW杯でも…」<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto/JMPA

10代にしてW杯優勝を経験したスペインのヤマル。大岩剛監督いわく、バルサでの日常が今夏の大舞台と直結しているという

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佐藤景

佐藤景Kei Sato

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Kiichi Matsumoto/JMPA

 アジア競技大会・男子サッカーに臨んでいるU-21日本代表。大岩剛監督が大会のテーマとともに日本が目指す未来を語ってくれた。〈NumberWebインタビュー/全5回中の5回目〉

次期A代表監督として求められる「別の視点」

「A代表ではまた別のアプローチが必要になってくると思っています」

 2027年3月から大岩剛監督はU-21日本代表(ロス五輪世代)の指揮を執りながら、A代表の監督も務める。いわゆる兼任監督になるが、世代別代表とA代表では、指導面でどのような変化が求められるのだろうか。新たな立場となることについて尋ねると、指揮官は自身の考えをきっぱりと口にした。

「目的から逆算し、ポジションごとのタスクを明確にしてチーム共通の物差しを揃えるという根本自体は変わらないと思っています。ただ、A代表という場所は、競争の枠組みが『23歳以下』という制限から『すべての年代』へと広がる。下は10代の若手から、上は世界のトップレベルで戦うトッププレーヤーまでがひしめき合う、真の競争の場です。そうした選手たちに対してどう目線を合わせ、モチベーションを引き出し、チームとしての最大値を引き出していくか。当然ですが、そこにはまた違ったアプローチが必要だと考えます」

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 若い選手にタスクを提示して成長を促す側面を持つ五輪代表に対し、すでに世界のトップレベルで日常を戦う選手が集まるA代表では、個々の高い自立心やキャリアを尊重しながらチームの最大値を引き出すマネジメントが求められる。指揮官が指摘する「別のアプローチ」とは、まさにそうした接し方やコミュニケーションの違いを意味している。

世界トップの「日常」とは何か

 では、指揮官の言う「世界のトップレベルで戦う日常」とは具体的にどのような状態を指すのか。大岩監督が北中米ワールドカップの現地視察で目撃した強豪国の姿に、その答えはあった。ベスト4に進出したスペインやフランス、アルゼンチンの戦いぶりを目の当たりにする中で、指揮官が強く感じ取ったのは、彼らが極限の真剣勝負において発揮する強さと「日常の還元」だという。

【次ページ】 模倣ではない、日本ならではの強み

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