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「6つの県で“達成者0人”」プロ野球“1000安打選手”の出身地ランキング「1位だった愛知が6位に下落」「7位に神奈川・京都・福岡が並んだ」
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岡野誠Makoto Okano
photograph bySankei Shimbun
posted2026/08/20 11:03
愛工大名電時代の鈴木一朗(イチロー)
「野球不毛の地」から2人の天才
捕手出身の石嶺和彦(オリックス)はヒザの故障後、指名打者(DH)に活路を見出した。彼は中畑や松田のようなムードメーカーではないが、沖縄特有のマイペースな性格と野球で唯一守備に就かないDHの相性が良かったと考えられる。
いずれも、良い意味での「空気を読まない性格」が県唯一の1000安打達成に繋がった面はあるだろう。
夏の甲子園で100年以上も優勝旗が「白河の関」を越えなかったように、北海道や東北は遅れを取ってきた。実際、1000安打達成者は各地域とも2人以下だった。
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そんな不毛の地で北海道の若松勉(ヤクルト)、秋田の落合博満(中日)だけが2000安打を超えている。「小さな大打者」は子供の頃からスキー、「オレ流」はプロ入り後の徹底したノックで強靭な下半身を作り上げ、突出した成績を挙げた。
台湾が20位タイ…スゴい打者がいた
次に、27位タイから18位タイを見てみよう。
●1000安打達成者の出身地
【ランキング27位タイ~18位】
27位タイ:3人
群馬/毒島章一、中暁生、佐野仙好
徳島/八田正、長池徳二、藤田一也
長崎/池辺巌、堀幸一、城島健司
鹿児島/古川清蔵、福留孝介、川﨑宗則
23位タイ:4人
石川/松井秀喜、村松有人、角中勝也、島内宏明
岐阜/森昌彦、高木守道、和田一浩、石原慶幸
香川/中西太、近藤昭仁、中塚政幸、島谷金二
ベネズエラ/マルカーノ、ラミレス、カブレラ、ロペス
20位タイ:5人
埼玉/松原誠、山崎裕之、初芝清、鈴木健、中村晃
奈良/門田博光、駒田徳広、亀井善行、荻野貴司、岡本和真
岡山/大杉勝男、佐々木誠、川相昌弘、サブロー、佐野恵太
台湾/呉昌征、大下弘、関口清治、大豊泰昭、陽岱鋼
18位:6人
佐賀/木塚忠助、吉田勝豊、辻発彦、緒方孝市、長野久義、宮﨑敏郎
20位タイには台湾が入った。呉昌征は1リーグ時代からの名選手で、NPB史上唯一2割台で首位打者を獲得している。昨今の投高打低を考えると、近い将来に呉以来の2割台リーディングヒッターが生まれる可能性もあるだろう。「赤バットの川上、青バットの大下」で名を馳せた大下弘は兵庫県神戸市に生まれ、13歳の時に台湾に渡っている。通常なら出身地は兵庫に分類されるはずだが、文献では台湾と記載されているため、それに従った。
太平洋戦争の終戦翌年、大下は劣悪な飛ばないボールをスタンドに放り込み、20本塁打でホームラン王を獲得。1リーグ8球団の合計は211本だったため、大下一人で9.5%を稼ぎ出した計算になる。これを歴代のシーズン最多本塁打ベスト8の選手と比べてみよう。

