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内藤哲也がノアのリングで「デ・ハポン」を叫んだ…「内藤は終わってしまうのか?」疑問を吹き飛ばすデスティーノ連発でGHC戴冠「厳しい目で見続けて」
posted2026/08/12 17:01
ノアのリング登場から7カ月余、ついにGHCヘビー級王座を奪取した内藤哲也(44歳)
text by

原悦生Essei Hara
photograph by
Essei Hara
内藤哲也がノアのリングでGHCヘビー級王者になった。
内藤は8月9日、後楽園ホールでシェイン・ヘイストの持つGHCヘビー級王座に挑み、勝利した。内藤はデスティーノを連発して、51代目の王者(初代は三沢光晴)になることができた。
「アイツらはいったいいつまでこのプロレスリング・ノアのリングいるんだよ、って思っている方もいるかもしれないけれど、オレはこのリングに残るよ。だってGHCヘビー級王者だからね。オレが残らないわけにはいかないでしょう」
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内藤はこの日、大声援を送ってくれたファンに語りかけた。
ノア上陸後、精彩を欠いていた内藤哲也
立ち見までいっぱいになった後楽園ホールは、メインイベントを迎えるとなぜか異様な雰囲気だった。外様の内藤に沸き上がった大きな内藤コールはその復活への期待感と、「内藤、大丈夫か?」という心配の両方が含まれた声のように聞こえた。
内藤は昨年4月に新日本プロレス退団を発表し、同年5月4日の福岡での新日本ラストマッチを終えた後は、「ロス・トランキーロス・デ・ハポン」とユニット名を変え、事実上、日本のリングからは消えていた。
1月1日にノアの日本武道館大会に現れた内藤はBUSHIと組んで、丸藤正道、拳王組からいきなりGHCタッグ王座を奪ったが、そのファイトぶりは精彩を欠き、決して褒められたものではなかった。
デスティーノという名の、内藤を象徴する技すら満足に決めることができない。そういった状況が続いた。観客が撮影した、内藤がロープも蹴れない「失敗動画」が数多くネット上にアップされた。「怖くて会場に観に行けない」という内藤ファンの正直な、切ない声も伝わってきた。
内藤はこのまま終わってしまうのか? もう第一線での活躍は無理なのではないか? 筆者もそう思った一人だが、そうした疑問の声の中、内藤はノアのリングに上がり続けた。

