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「えっ、1年前と違う…」身長194cm“あのスーパー1年生”が覚醒の予感「入学直後は腕立ても逆立ちもできなかった」急成長のウラに宮浦健人と“BBQ説教”
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田中夕子Yuko Tanaka
photograph byYuko Tanaka
posted2026/08/11 11:01
昨夏から大きな成長を感じさせた川内商工・田中洸(高2)
最高到達点は344センチ。鹿児島・高山中在学時から全国中学生選抜にも選ばれた。ただ、高さは申し分なかったものの、高校入学直後は筋力が乏しく、腕立て伏せも逆立ちもできなかった。そこから基礎を重視した練習や体幹トレーニングを積み重ね、さらに今年からはチューブを用いたインナーマッスルを鍛えるトレーニングも取り入れた結果、ボールを叩く力が増し、スパイクをブロックに当てて飛ばすパワーも身についた。
成長を遂げてきた理由はいくつかあるが、大きなきっかけが2つある。
1つは、今年U18日本代表に選出され、同世代の選手が揃うチームの中で主将を務めたこと。先月、中国で開催されたU18アジア選手権での準優勝にも、エースとして大きく貢献した。12名の最終メンバーの選考を決める合宿でも、バレーボールの技術だけでなく、栄養やトレーニング面でもプロの指導を仰ぎ、身体に対する意識も変わった。田中自身も「自分に必要だと思うトレーニングのメニューも少し加えるようにしてきた」と明かすが、その変化を目の当たりにしてきたのは今年度から監督に就任した宝満陸だ。
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同校のOBで昨年はコーチを務めた宝満は、試合時に見せるプレーが明らかに違う、と明かす。
監督も認める“成長の証”
「もともとクロスが得意な選手で、高校ならば相手よりも高いので、打てばそれなりに決まる。でも、上のレベルになってくるとそれは当然対策されるので、ブロックやレシーブもつく。そうなると、今までは特に大事な場面や勝負がかかったところでは、攻めるよりもミスをしないように、と逃げていたんです。ミスをするのが悪いのではなく、思い切って攻めた結果のミスならば全然いい。それを言い続けて、田中も理解して、積極的に攻めるようになった。苦しい場面での二段トスを自分で『持って来い』と呼んで、決められるようになったのはまさに成長の証。アンダー(U18)から帰ってきてからは、こちらが言わなくてもストレートや、ブロックに当てて飛ばすブロックアウトのスパイクをよく練習していた。その成果も見事に出ていました」
上のレベルでも通用する選手になるために、苦手を克服する。ただやみくもに打つばかりでなく、田中は「ポイントを意識しながら技術を磨いてきた」と語る。
「少し前までは、クロスに打つのと同じポイントでボールを打って、とにかくストレートへ引っ張ることだけを意識していたのでブロックにつかまることが多かったんです。でも今はトスが(自分の)右肩の位置に来るまで待って、そこからストレートに打つ。そのほうがずっと打ちやすいし、打ちたいコースにも打てるようになった。全然違うな、って自分でも実感しています」


