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甲子園の風BACK NUMBER
池田、PL学園の時代から激変…甲子園アルプス“応援を変えた”千葉の男性は何者? 「仙台育英も使用…40年越し大ブーム到来」「作った曲は50曲以上」
text by

梅津有希子Yukiko Umetsu
photograph byHideki Sugiyama
posted2026/08/11 06:00
千葉の私立高の吹奏楽部顧問が40年前につくった応援曲が、甲子園でブームになっている
40年越しブーム…本家の「チャンス紅陵」
「吹田、今うちの学校に足りないのは生徒たちのプライドなんだ。野球が強くなれば、『お前、あの学校の生徒なんだ』と言われて、子どもたちも自覚する。ただ、野球だけ強ければいいわけじゃなくて、学校としての一体感も大事。生徒たちが誇りに思えるような曲を作ってほしい。そのように小枝先生から言われて、一生懸命作るようになったんです」
『チャンス紅陵』は、これまでにも全国で演奏する学校が複数あったが、40年の時を経て、SNSがきっかけとなり再び大ブームに。千葉県内のとある高校が「愛してるー!」と叫んだ動画が拡散され、一気に全国へと広まった。まるで、昭和歌謡やシティポップがTikTokで世界中に拡散されていったように、野球応援の世界にも同じようなことが起きているのだ。
本家・紅陵では、ブームとなった「愛してるー!」とは決して叫ばず、40年前から変わらず、選手名を叫ぶというルール。例えば、選手名を「田中」とすると、最後の「愛してるー!」の部分は、「た・な・か!」と叫んでいるのだ。
他校の野球部から“許可の電話”も…
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YouTubeやSNSで紅陵の応援動画が無数に上がっているため、簡単に耳コピ出来てしまう時代。ただ、吹田氏は「学校側に使用許可の連絡は毎年複数件来る」といい、本来ならばすべての学校がこうするべきではないだろうか。

